Introduction

『Thunderbolt Fantasy Project』とは

『Thunderbolt Fantasy Project』場面写:主人公・凜雪鴉

台湾では「知らない人間はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた人形演劇「布袋劇(ほていげき)」。

その映像にほれ込んだ虚淵玄(ニトロプラス)と、台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティを誇る制作会社・霹靂國際多媒體股份有限公司(略称:霹靂社)との奇跡のコラボレーションによる、完全新作の日台合同映像企画です。

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』制作決定PV
(2016年公開)

アニメ・ゲームを中心に幅広く活躍するシナリオライター・虚淵玄が書き下ろした完全新作のストーリーをもとに、本場台湾で布袋劇制作の老舗として知られる霹靂社が制作。

また、人形の造形アドバイザーとして、フィギュアメーカー・グッドスマイルカンパニーが参加しています。

『Thunderbolt Fantasy Project』場面写:もう1人の主人公・殤不患

音楽は、ドラマ・アニメ・映画の劇伴を中心に手がけ、アーティストへの楽曲提供も数多く行っている澤野弘之が担当。

主題歌は、国内外で高い人気を誇る西川貴教が担当。西川貴教は、主要キャラクターの1人・浪巫謠のキャラクターボイスも担当しています。

『Thunderbolt Fantasy Project』場面写:『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』最大の敵・蔑天骸

美しい人形たち、迫力のアクション、進化を遂げた圧倒的な映像表現と心躍るストーリー。

台湾の伝統文化と日本のコンテンツ文化の融合で生まれた新たな映像作品を、ぜひご覧ください!

ジャンル
武侠ファンタジー人形劇
原作
Thunderbolt Fantasy Project
原案・脚本・総監修
虚淵玄(ニトロプラス)
操演・撮影
霹靂國際多媒體股份有限公司
造形アドバイザー
グッドスマイルカンパニー
音楽
澤野弘之
KOHTA YAMAMOTO
和田貴史
主題歌
西川貴教
制作
Thunderbolt Fantasy Project

布袋劇とは

布袋劇人形の構造

「布袋劇(ほていげき)」は17世紀ごろ発祥とされ、台湾では知らない人間はいないと言われるほど、子供から大人まで親しまれている伝統芸能です。

布で作られた袋状の人形を用いることから「布袋劇」と呼ばれ、人形師は片方の腕を袋状の胴体部分に入れて人形を操ります。

人形師が1人につき1キャラクターを演じるのに対し、口白師(こうはくし/日本でいう弁士)は1人で全てのキャラクターを演じるのが特徴です。

伝統的な布袋劇人形 伝統的な布袋劇の人形舞台

台湾での「布袋劇」は、主に廟会(縁日)や祝いごとにおいて野外で演じられていました。

口白師の生の活弁に合わせて、人形師が舞台で人形を操演。様々な演目で観客を楽しませていました。

『Thunderbolt Fantasy Project』場面写:護印師・丹翡との出会い 『Thunderbolt Fantasy Project』撮影の様子

『Thunderbolt Fantasy Project』で制作を担当している霹靂國際多媒體股份有限公司(略称:霹靂社)は、1970年代のテレビの普及に合わせて布袋劇を映像化。布袋劇の新たな境地を切り開きました。

「霹靂布袋劇」として、台湾を中心にアジア圏で広く親しまれています。