Keyword 用語説明
あ行
- 動く石像
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七罪塔への道を阻む三つの障害の二つ目。
砦ほどもある巨大な石のからくり人形が見張りを務めている。
普段はただの石像に見えるが、侵入者を見つけた途端に動き出し、容赦なく踏み潰す。 - 逢魔漏[オウマロウ]
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無界閣から拾い集められた、あらゆる異世界との往来を可能にする魔性の鏡。
望みの場所を写した時を見計らって手で触れると、その世界への門となる。
か行
- 蠍瓔珞[カツエイラク]
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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』に登場。
禍世螟蝗の門弟で毒を操る美女。 - 鬼鳥[キチョウ]
- 凜雪鴉の偽名。
- 鬼歿之地[キボツノチ]
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西幽[セイユウ]と東離[トウリ]を分断している、呪われた荒野。
窮暮之戰[キュウボノセン]から二百年に渡り、誰ひとり行き来が出来たものは居ないとされている。 - 窮暮之戰[キュウボノセン]
- かつて、魔界の軍勢が人類を滅亡させようと押し寄せた戦争の呼称。
- 護印師[ゴインシ]
- 神誨魔械[シンカイマカイ]を監視する役目を担っている守護者。
さ行
- 七罪塔[シチザイトウ]
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かつて強大な魔術師が居を構えた塔。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』では蔑天骸の居城となっていた。 - 灼晶劍[シャクショウケン]
2021.06.27 New! -
魔神をも圧倒する超高熱を発生させる神誨魔械。
だが極度の高温は使用者をも脅かすため、予め何らかの耐熱防御を講じておく必要がある。 - 狩雲霄[シュウンショウ]
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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』に登場。
東離において弓の名手として名前が知れ渡る豪傑。かつて捲殘雲を舎弟としていた。 - 蝕心毒姫[ショクシンドッキ]
- 蠍瓔珞[カツエイラク]の通り名。
- 神誨魔械[シンカイマカイ]
- 窮暮之戰[キュウボノセン]の際に、魔神に対抗するため、仙人から教えを得て人類が鍛造した強力な武器群。
- 神蝗盟[シンコウメイ]
- 禍世螟蝗[カセイメイコウ]を教祖とする、西幽を脅かす邪教結社。
- 神蝗盟兵士[シンコウメイヘイシ]
- 禍世螟蝗の手下たち。
- 水月刀螂[スイゲツトウロウ]
- 異飄渺の通り名。
- 拙劍無式・電掣星馳[セッケンムシキ・デンセイセイチ]
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下肢に氣を集中させ一気に間合いを詰めつつ渾身の刺突を放つ技。
あまりにも高速な歩法ゆえ使い手自身をも危険に晒すが、一撃離脱で勝負を決める切り札になり得る。 - 殺無生[セツムショウ]
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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』に登場。
凜雪鴉の策により、冷酷非情で悪名高い殺し屋の名が広まった天下無双の剣の達人。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』で蔑天骸に敗れ、魔脊山の頂に墓標がたてられた。
た行
- 鍛劍祠[タンケンシ]
- かつて天刑劍[テンギョウケン]が祀られていた祭壇。
- 鋳異坊[チュウイボウ]
- 西幽でのかつての殤不患の仲間、天工詭匠[テンコウキショウ]と睦天命[ムツテンメイ]の現在の拠点。道案内がなければ辿り着けない山奥の隠れ家。
- 天刑劍[テンギョウケン]
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魔神・妖荼黎[ヨウジャレイ]を封印していた神誨魔械[シンカイマカイ]。
かつて丹家が守っていたものを蔑天骸が奪い、破壊した。 - 天籟吟者[テンライギンジャ]
- 西幽で最も優れた奏者に与えられる称号。本来は皇帝が直々に与える贈名である。
- 東離 / 西幽[トウリ / セイユウ]
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窮暮之戰[キュウボノセン]の際、呪いを掛けられ行き来が出来なくなった二つの国。
かつては萬輿[バンコウ]というひとつの国だった。
な行
- 七殺天凌[ナナサツテンリョウ]
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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』に登場。意思を備え人語を操る魔剣。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』で、婁震戒とともに魔脊山の谷底に落下した。
は行
- 伯陽侯[ハクヨウコウ]
- 護印師の聖域で、魔界の軍勢の再来に備えて築かれた難攻不落の牙城、仙鎮城[センチンジョウ]の長。
- 萬輿[バンコウ]の国
- 窮暮之戰[キュウボノセン]で、東離 / 西幽[トウリ/セイユウ]に分かれる前の国の名称。
- 百撃成義[ヒャクゲキセイギ]
- 萬軍破の通り名。
- 百烈激刀[ヒャクレツゲキトウ]
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青竜刀で多勢を一斉に薙ぎ払う衝撃波を放つ大技だが、萬軍破が練り上げた頸力はひときわ強烈で、体術のみで躱そうとしても威力を殺しきれない。
致命傷を免れるには同じ頸力による抵抗が必須となる。 - 蔑天骸[ベツテンガイ]
- 『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』に登場。かつて玄鬼宗を束ねていた宗主。
- 鳳曦宮[ホウギキュウ]
- 西幽の帝の御所。かつて天籟吟者として浪巫謠が歌っていた場所。
ま行
- 魔剣目録[マケンモクロク]
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殤不患が集めた魔剣・妖剣・聖剣・邪剣を封印してある巻物型の道具。
西幽より持ち出された際には三十六振りを収蔵していたが、現在は二振りが減り、三振りが増えたので、残り三十七振りとなっている。 - 魔障息生・渦炎殲獄[マショウソクセイ・カエンセンゴク]
- 外法魔術の義手を手にして新たに婁震戒が編み出した必殺技。周囲の魔力を吸引し斬撃の威力を増強する。その場の魔力を枯渇させるため、小規模な結界や進行中の儀式を無力化する可能性もある。
- 魔脊山[マセキザン]
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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』で婁震戒との最後の決戦の場となった山岳。
地上にありながら魔界の如き瘴気の立ちこめる危険な土地である。 - 無界閣[ムカイカク]
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時空の狭間を隧道で結ぶ強力な結界であった闇の迷宮を、魔界の呪力で徹底的に改装した空間。
何処の時空にも属さぬ極めて不安定な結界。 - 亡者の谷
- 七罪塔への道を阻む三つの障害のうちの一つ。死してなお魂を縛られた屍たちが、群れを成して徘徊する恐ろしい谷で、死霊術の使い手だけが歌える特別な鎮魂歌で亡者たちの動きを止めなければ、生者の生き血に飢えた屍に八つ裂きにされる。
- 喪月之夜[モヅキノヨ]
- 魔剣目録に封印されていた魔剣の一つ。肉も骨も傷つけず、代わりに精神を乗っ取る魔剣で斬られた者は、剣の持ち主の思うがままに操られてしまう。喪月之夜で再び心臓を突き刺すか、気を失うか、眠ると術は解ける。
や行
- 夜魔の森
- かつて刑亥が拠点としていた森。
- 闇の迷宮
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七罪塔への道を阻む三つの障害の最後の関門。
正しい出口以外はすべて異次元の彼方に繋がっており、ただ一度でも辿る道を間違えたら最後、迷ったと気付くより先に永遠に閉じこめられる。 - 幽皇[ユウコウ]
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西幽の皇帝。自らの姿を決して世に晒さず、近縁の者にしか謁見を許さない。
そのため政務は常に宰相に一任しており、現在は皇女の嘲風がその役を務めている。 - 妖荼黎[ヨウジャレイ]
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天刑劍[テンギョウケン]により封印されていた魔神。
窮暮之戰[キュウボノセン]において人間界に攻め入った魔神たちの一柱。
丹家の開祖が、天刑劍をもってこれを撃退したと伝えられていた。
ら行
- 婁震戒[ロウシンカイ]
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『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』に登場。諦空の法名を名乗っていた僧侶の還俗した姿。
七殺天凌を得た後、「世界で一番美しいもの」を手に入れたと確信し、嬉々として冷酷非情の剣鬼へと豹変した。
己の腕と引き換えに七殺天凌の封印を阻止し、魔脊山の谷底に落下した。