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【用語】


◆神誨魔械[しんかいまかい]

窮暮之戰[きゅうぼのせん]の際に、魔神に対抗するため、仙人から教えを得て人類が鍛造した強力な武器群。


◆護印師[ごいんし]

神誨魔械[しんかいまかい]を監視する役目を担っている守護者。


◆仙鎮城[せんちんじょう]

東離にある護印師の砦の中でも屈指の守りを誇るといわれる聖域。魔界の軍勢の再来に備えて築かれた難攻不落の牙城。


◆丹家[たんけ]

護印師の名門。


 ◆丹翡[たんひ]

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』に登場。奪われた神誨魔械を取り戻すため、殤不患らと共に旅をした丹家の護印師。



◆魔剣目録[まけんもくろく]

殤不患が集めた魔剣・妖剣・聖剣・邪剣を封印してある巻物型の道具。西幽より持ち出された際には三十六振りを収蔵していたが、現在は一振りが減って残り三十五振りとなっている。


◆西幽[せいゆう]/東離[とうり]

 窮暮之戰[きゅうぼのせん]の際、呪いを掛けられ行き来が出来なくなった二つの国。かつてはひとつの国だった。


◆鬼歿之地[きぼつのち] 

西幽[せいゆう]と東離[とうり]を分断している、呪われた荒野。 窮暮之戰[きゅうぼのせん]から二百年に渡り、誰ひとり行き来が出来たものは居ないとされている。


◆窮暮之戰[きゅうぼのせん]

かつて、魔界の軍勢が人類を滅亡させようと押し寄せた戦争の呼称。


◆鬼鳥[きちょう]

凜雪鴉の偽名。 江湖[こうこ]の恩讐には複雑な事情が絡むことが多々あり、偽名を名乗るのはそう珍しいことではない。


◆衙門[がもん]

役所の意味。ここでは司法機関である刑部の拠点。いわゆる現代における警察署である。


◆四方御使[しほうごし]

東離における司法機関の一部門。宮廷より派遣されて各地を巡回し、辺境の刑部の内務監査を行う役人。


◆玄鬼宗[げんきしゅう]

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』に登場。蔑天骸を宗主とした悪名高い組織。


◆蔑天骸[べつてんがい]

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『Thunderbolt Fantasy 生死一劍』に登場。玄鬼宗を束ねる宗主。


◆緝察使[しゅうさつし]

犯罪者を追う捕吏のうち、皇帝の勅命を受けて特別な権限を与えられた階級。本来であれば地方の衙門の人員を任意に徴発できる。


◆巡檢[じゅんけん]

刑部の長官。現代での警察署長に相当する。


◆喪月之夜[もづきのよ]

魔剣目録に封印されていた魔剣の一つ。肉も骨も傷つけず、代わりに精神を乗っ取る魔剣で斬られた者は、剣の持ち主の思うがままに操られてしまう。喪月之夜で再び心臓を突き刺すか、気を失うか、眠ると術は解ける。


◆魔脊山[ませきざん]

TVシリーズ第1期で凜や殤と敵対した玄鬼宗の拠点があった山岳。地上にありながら魔界の如き瘴気の立ちこめる危険な土地である。


◆魅翼[みよく]

魔界より持ち込まれ人間界に適応した外来種の猛禽。知能も高く魔術師の使い魔として重用される。


◆痺虐毒[ひぎゃくどく]

蠍瓔珞が扱う毒の中でも特級の猛毒。遅効性だが毒に冒された血が巡った臓器を着実に壊死させていく。調合した蠍瓔珞すら解毒方法を用意していないため、本来ならば危険すぎて実用には問題がある。


◆毒蠱驟来[どっこしゅうらい]

隠し持った毒物を全て霧状に撒き、渾身の氣を込めて飛ばす蠍瓔珞の必殺技。一度限りの切り札だが、突風となって迫る毒霧の壁は盾や体術では回避不能。


◆拙劍無式・黄塵万丈[せっけんむしき・こうじんばんじょう]

極限まで氣のエネルギーを充填した剣から手を放すと、剣は無軌道に跳ね回る。が、達人が巧みに制御した氣であれば運動に指向性を与えることもできる。黄塵万丈は動きの複雑さより勢いに重点を置いており、猛旋回する刀身の風圧は飛来する矢を逸らすことすら叶う。



◆槐嚴將軍[かいげんしょうぐん]

東離の名将。窮暮之戰を実際に経験した最後の武人といわれている。



◆天穹劍[てんきゅうけん]

東離の皇族に伝わる名剣。あるとき贋作だと判明し、本物の行方は謎に包まれていた。


◆流螢劍[りゅうけいけん]

特殊な金属により鍛造された宝剣。燐光を帯びた刀身は美術的価値が高い。


◆鳶吼劍[えんこうけん]

もとは神誨魔械だったとされる剣だが、既に権能を喪失している。それでも美術品としての価値は計り知れない。


◆灼晶劍[しゃくしょうけん]

魔神をも圧倒する超高熱を発生させる神誨魔械。だが極度の高温は使用者をも脅かすため、予め何らかの耐熱防御を講じておく必要がある。


◆蒼黎劍[そうれいけん]

氣を込めることで、刃にあらゆる物質を粉砕する特殊な振動が発生する聖剣。通常の兵器が通用しない魔神の防御に対しても有効打を与えられる。


◆八陣斷鬼刀[はちじんだんきとう]

刀身の背に玉石でできた八つの環がついた刀。各々の玉石の環はそれぞれ個別の条件を満たす都度に輝きを点し、その都度に威力が増していく。


◆誅荒劍[ちゅうこうけん]

自ら鳥のように自在に宙を舞い、邪悪な魔力を感知して襲いかかる剣。隠身能力を備えた魔族に対しとりわけ有効な聖剣といえる。


◆丹輝劍訣・流陽凌日[たんきけんけつ・りゅうようりょうじつ]

飛霞行月による飽和攻撃。氣功の刃を同時に幾つ操れるかによって、護印師としての格付けが決まるとも言える。


◆魔障息生・無歸血途[ましょうそくせい・むきけっと]

七殺天凌の魔力をもって剣圧を増幅し、飛び道具や火炎を阻むほどの高密度の魔力場を発生させる。精密な剣技があれば、攻撃を敵に向けて反転させることさえ叶う。


◆魔障息生・八熱燎原[ましょうそくせい・はちねつりょうげん]

魔障息生・八熱燎原[ましょうそくせい・はちねつりょうげん]本来は剣身を赤熱化させるだけの「燎原刃」という技だったが、

七殺天凌の魔力が上乗せされたことで威力が過剰になった。瞬間的な超高熱によって発生した爆風を、さらに遣い手の氣功で制御して指向性を与えている。


◆拙劍無式・鬼神辟易[せっけんむしき・きしんへきえき]

氣功の達人に対抗する「鬼神辟易」の技も、切っ先が経絡にまで届かなければ意味がない。しかし婁震戒は殤不患の武器を真剣と見誤り、

渾身の氣を込めて防御してしまったため、木剣を素通りした氣功が自分自身に叩き込まれる羽目になり致命傷を負った。

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