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「AnimeJapan 2024」出展レポート

「AnimeJapan 2024」ニトロプラスブースの様子

▼日時

2024年3月23日(土)~24日(日) 9:00~17:00

▼会場

東京ビッグサイト(東京国際展示場)
東展示棟 東1~8ホール

東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2024」のニトロプラスブース(東6ホール J41)では、『Thunderbolt Fantasy Project』の続編に関する発表や布袋劇人形の展示、物販が行われた。また、開催初日の3月23日(土)には、クリエイションステージ(東7ホール)でトークイベントも実施された。


ニトロプラスブースのモニターでは『Thunderbolt Fantasy Project』の最新作にあたるTVシリーズ4期『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』のティザーPVを上映。TVシリーズ4期『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』の2024年放送と劇場上映作品『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 最終章』の2025年公開が発表された。

また、ブースの壁面いっぱいに展開された『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』のティザービジュアルを背景に、9体の布袋劇人形が展示された。

布袋劇人形「凜雪鴉」
凜雪鴉(リンセツア)
布袋劇人形「殤不患」
殤不患(ショウフカン)
布袋劇人形「浪巫謠&聆牙」
浪巫謠(ロウフヨウ)&聆牙(リョウガ)
布袋劇人形「萬軍破」
萬軍破(バングンハ)
布袋劇人形「異飄渺」
異飄渺(イヒョウビョウ)
布袋劇人形「阿爾貝盧法」
阿爾貝盧法(アジベルファ)
布袋劇人形「禍世螟蝗」
禍世螟蝗(カセイメイコウ)

「萬軍破」「異飄渺」「阿爾貝盧法」「禍世螟蝗」は日本初展示。そのうち、「萬軍破」「異飄渺」は撮影で実際に使用された本尊が展示された。

さらに、『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』から登場する新キャラクター「花無蹤(カムショウ)」「霸王玉(ハオウギョク)」が初公開された。「花無蹤」「霸王玉」のキャラクターデザインはニトロプラスが担当している。

布袋劇人形「花無蹤」
花無蹤(カムショウ)
布袋劇人形「霸王玉」
霸王玉(ハオウギョク)

約4年ぶりの人形展示とあって、多くのファンがブースを訪れ、人形との再会を喜んでいた。

ニトロプラスブースを訪れるファン

物販コーナーでは『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』のアクリルスタンドを販売。

ニトロプラスブース物販一覧

好評につき会場では売り切れてしまったが、現在はニトロプラス公式通販サイト「ニトロオンラインストア」で予約を受け付けている。
詳しくは、ニトロプラスからのお知らせを参照されたい。


開催初日にクリエイションステージで実施されたトークイベントでは、『Thunderbolt Fantasy Project』で原作・脚本・総監督を担当している虚淵玄さん(二トロプラス)が登壇。アニメライターの前田久さんを聞き手に、布袋劇との出会いは偶然だったこと、日本で布袋劇を広めるために『Thunderbolt Fantasy Project』を企画したことなどを語った。

『Thunderbolt Fantasy Project』トークイベントの様子

サプライズとして布袋劇の操演師が登壇し、「凜雪鴉」「殤不患」「丹翡」の3体を使った人形操演を披露。

操演師による布袋劇人形の操演

「実際にこの距離で観たのは初めてなので感動しました。特に殤不患の殺陣はとても危険な演技なので、撮影中も近寄れません」と虚淵玄さんも感激しきりだった。

左:前田久さん、右:虚淵玄さん(二トロプラス)

日本初公開となる『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』最新映像も上映。「花無蹤」「霸王玉」をはじめとする新キャラクターたちについて、虚淵玄さんは「地の底の異世界の異文化の領域。かなり西洋のテイストを入れてもらったキャラクターを追加してもらった」と意味深なコメント。

虚淵玄さん(二トロプラス)

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4』『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 最終章』について、虚淵玄さんは「3期が終わってから4期の制作に入りましたが、こんなに時間がかかってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。スタジオのみなさんも本当にがんばってくれて、ついに完成しました」「こんなに長く続くとは思っていなかった。ついにたたむのかと感無量ですね……」と語り、トークイベント会場に集まったファンから温かい拍手が送られた。