あらすじ
凜からの召集に応じた弓の名手、狩雲霄。そしてその舎弟である槍(鉾)の達人、捲殘雲。蔑天骸の居城、天然の要害に守られた七罪塔へと歩を進めることとなった一行は、夜魔の森に住まうとある人物を新たな仲間に加えようと訪ねるが…。
用語
魅翼[みよく]
魔界より持ち込まれ人間界に適応した外来種の猛禽。知能も高く魔術師の使い魔として重用される。
七罪塔[しちざいとう]
かつて強大な魔術師が居を構えた塔。現在は蔑天骸が居城としている。
魔脊山[ませきざん]
七罪塔のある土地。魔界と人間界の間にある幽世[かくりよ]と呼ばれる土地で、常人では行き来できないどころか、踏み入ることすら憚られる。
技名
疾風迴旋[せんぷうかいせん]
槍を猛回転させて蓄積した氣力を一気に解き放つ技。隙は大きいが軍勢相手の初手には大いに有効といえる。
丹輝劍訣・烈華誅夜[たんきけんけつ・れっかちゅうや]
護印師[ごいんし]の基本技。夜間、および瘴気の立ちこめた不浄の環境でも十全に清めた氣功を操ることができる。
風雲龍撃[ふううんりゅうげき]
捲殘雲[けんさんうん]は調子に乗ってくると戦闘中に適当な技名を叫ぶことがある。
丹輝劍訣‧聖芒辟邪[たんきけんけつ・せいぼうへきじゃ]
翠輝劍[すいきけん]の霊力で清めた氣力を放出する技。不浄の眷属を相手に大ダメージを与える。