あらすじ
凜の計略によって牢獄に囚われた殤と丹翡に、迷宮を突破した狩たちから真実が語られる。一方、七罪塔では、凜と蔑天骸により天刑劍を廻る駆け引きが繰り広げられていた。そこへ招かれざる客“鳴鳳決殺”こと殺無生が血風を纏い現れる。
用語
科挙を控えた進士
「科挙」とは官僚を民間から登用するための選抜試験。数回に分けて実施され、ある程度までパスした受験者には「進士」の称号が与えられ、さらに高位の受験資格を得る。
妖荼黎[ようじゃれい]
窮暮之戰[きゅうぼのせん]において人間界に攻め入った魔神たちの一柱[ひとはしら]。丹輝劍訣[たんきけんけつ]を編み出した丹家の開祖が、天刑劍[てんぎょうけん]をもってこれを撃退したと伝えられている。